一般廃棄物排出状況:県内の家庭ごみ、3年連続減少 処理費は増加974億円 /埼玉
2010/04/28
環境省
県環境部は、県内の家庭ごみなどの一般廃棄物の排出状況をまとめた。08年度に県内で出されたごみの総排出量は前年度から3・1%減の240万7000トンで、県民1人1日あたりに換算すると931グラムだった。減少は3年連続。県では、ごみの減量化やリサイクルが進んでいることが理由とみている。
一般廃棄物を焼却するなどした最終処分量は、16万9000トンで前年度比7%減。うち県内で処分されたのは9万4000トン。以前は埋め立てていた焼却灰をセメント原料化することなどを通じて、00年度(33万9000トン)と比べてほぼ半減した。
一方、ごみ処理にかかる費用は974億円で前年度よりも33億円増加。施設の老朽化で費用がかさんだという。県民1人あたりに換算すると1万3756円だった。
出典:毎日新聞社