廃棄物の冷蔵庫、無許可で処分容疑で社長ら逮捕 大阪
2010/04/26
ニュース
廃棄された冷蔵庫を無許可で処分したとして、大阪府警は23日、大阪府八尾市東弓削の中古家電輸出会社「祝氏(しゅくし)貿易」社長祝洪波(41)と、元取締役の付秀芳(38)の両容疑者を廃棄物処理法違反(無許可処分業)の疑いで逮捕し、発表した。
生活環境課によると、同社は昨年12月7日、八尾市長の許可を受けずに、廃品回収業者から処理料を受け取り、冷蔵庫3台を破砕処分した疑いが持たれている。
同課によると、押収した伝票などから同社は2006年以降、少なくとも約8千台の冷蔵庫を回収し、国内のリサイクル店に売却したり輸出したりしていたといい、処理料や売却益などで約1200万円を売り上げていたという。
同社は今年3月、国の確認を受けずに廃棄物の冷蔵庫45台を輸出しようとしたとして、環境省から同法違反(廃棄物の無確認輸出未遂)容疑で府警に告発されており、府警は今後、同容疑でも調べる。
出典:asahi.com