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処理量、見込みの78% 鎮西町菖蒲の産廃処理施設

2010/04/08

ニュース

 佐賀県などの第3セクターが運営する産業廃棄物処理施設「クリーンパークさが」(唐津市鎮西町菖蒲)の2009年度の廃棄物処理量は、当初計画の 78・78%の1万8529トンとなった。

 企業の経済活動の減速で廃プラスチックや焼却灰の処理量が下回ったことが影響した。

 施設は焼却炉を備えた中間処理施設と、産廃を埋める管理型最終処分場があり、昨年4月に本格稼働した。県内企業からの産業廃棄物に加え、唐津市の固化灰、多久市の焼却灰など一般廃棄物も受け入れている。

 昨年度の処理量見込みは産廃1万7420トン、一般廃棄物6100トンだったが、実績は産廃が見込みの72・8%の1万2682トン、一般廃棄物が 95・85%の5847トンだった。

 処理収入は当初予算比で9750万円の減収だったが、処理費用も処理量減に伴って電気、灯油代も減少するなどして当初予算より1億6450万円減少する見込みで、収支としては改善する。

 10年度の処理計画量は、小城市から可燃ごみ受け入れを始めることから本年度実績より9047トン多い2万7576トンを見込む。

 同施設では「県内企業に廃棄物の県内処理を訴えていきたい」としている。

出典:佐賀新聞

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