HOYA、アイシティ全店舗で使い捨てコンタクトレンズの空ケースを回収
2010/04/06
環境省
HOYAは4月5日、同社アイケア事業部が事業展開を行っているコンタクトレンズ専門店「アイシティ」で、使い捨てタイプのコンタクトレンズの使用後の空ケースを全国168店の店頭で回収してリサイクルする活動「アイシティECOプロジェクト」を4月10日より開始すると発表した。
全国の店舗で回収した空ケースはリサイクルメーカーに売却し、その代金とともにそれと同額の同社寄付分を加えた金額が日本アイバンク協会に寄付される。
使い捨てタイプのコンタクトレンズのケースは素材にポリプロピレンが用いられており、エコキャップ運動としてリサイクルが展開されているPETボトルのキャップと同素材だ。しかし、コンタクトレンズの空ケースは有効なリサイクルシステムがなく、ゴミとして処理されている。
使い捨てタイプのコンタクトレンズのケースをプラスチック廃棄物として焼却処理を行うと、1kgにつき約2.6kgのCO2が排出されることになるという。
同社は空ケースの回収状況などのデータを毎月集計して、アイシティのWebページのプロジェクト専用ページで公表していく。
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出典:マイコミジャーナル