ごみ焼却施設:萩に新施設 長門市と共同で建設、15年度稼働へ /山口
2010/04/01
環境省
萩市の野村興児市長と長門市の南野京右市長は30日、両市のごみ焼却施設の老朽化に伴い、新しい施設を共同で建設する「萩、長門清掃一部事務組合」を4月1日に設立することを発表した。
焼却施設は萩市山田市葉山に設け、15年度の稼働を目指す。総事業費は概算で約71億円。
08年度のごみの1日の処理量は、萩市42・4トン、長門市38トン、萩市が委託を受けた阿武町1・7トンの計82・1トン。新施設は人口減などから1日当たり52トンを想定。二つの炉を設け、104トンの焼却能力を持つ施設規模を目指す。4月から生活環境影響調査を実施し、12年度から清掃工場の造成工事や本体施設建設に着手する。
記者会見で野村市長は「地域のみなさんの協力に感謝したい」、南野市長も「老朽化が進み最優先の課題だった。建設費や維持経費の負担軽減になる」と話した。
出典:毎日新聞社