福井市の不法投棄瞬間撮った! 県が監視カメラの画像公開
2010/02/24
ニュース
福井県は23日、福井市内で昨年7月、家庭ごみが不法投棄された瞬間を監視カメラでとらえた画像を公開した。撮影された男性はこの画像が決め手となって廃棄物処理法違反容疑で摘発され、罰金30万円の刑が確定した。
県循環社会推進課によると、福井市末町の山間部で地元住民らから不法投棄の情報があり、県道脇に監視カメラを設置した。カメラは2009年7月下旬~8月下旬にかけ、同一人物が家庭ごみを投棄する場面を計5回撮影した。
県の通報を受けた福井南署は、車のナンバーなどから福井市内の70代男性を割り出し、紙パックやペットボトルなど家庭ごみ約4キロを捨てた疑いで摘発した。
県は不法投棄の抑止を目的として、同年7月から県内の数カ所に、人や車を感知して連続撮影する監視カメラを設置している。同課は「今後も監視カメラを増やしたり巡回を強化し、不法投棄を許さない環境づくりを図りたい」としている。
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出典:福井新聞