環境に優しいごみ収集車導入 倉敷市
2010/02/17
環境省
倉敷市はディーゼルエンジンと電気モーターを併用した環境に優しいごみ収集車「ハイブリッドパッカー車」(4トン、最大積載量2・4トン)1台を導入し、16日、使用を始めた。市によると、4トン車の導入は中国四国地方で初。
二酸化炭素(CO2)の排出抑制と燃費向上による経費削減が狙い。市が所有するディーゼルエンジンの4トン収集車と比べ、燃費は5〜10%向上、CO2は10%程度削減できるという。日野自動車(東京)製で1300万円。
旧市内の収集業務を担当する市直営の倉敷環境センター(同市白楽町)に配備された。
センターで出発式があり、伊東香織市長が「環境最先端のリーダーという気持ちで運転し、収集業務に携わってください」と市職員に訓示。田村哲岡山日野自動車社長から“鍵”を受け取った。職員2人が乗り込んで出発した。
購入には国の自動車低公害化推進事業費補助金、地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用し、登録費などを除き市の持ち出しはない。
出典:山陽新聞