廃棄物処理事業団、クリーンセンターを約15億円で譲渡
2010/02/05
ニュース
産業廃棄物中間処理施設「かながわクリーンセンター」(川崎市)を運営する「かながわ廃棄物処理事業団」は4日の理事会で、神奈川県内の産業廃棄物処理業の許可をもつ「クレハ環境」(福島県)への事業譲渡を承認した。
予定価格は14億6900万円。5日に契約を締結する。
1月20日に行われた入札で同社が最高価格で応札し、優先交渉権者に決定。譲渡条件の事業団職員の雇用継続や、大災害時などの公共的役割の継承などについて調整が行われた。
同事業団は神奈川県と横浜市、川崎市が出資して設立したが、経営悪化により民間への事業譲渡が昨年11月に決まっていた。
事業団の借入金約60億円から譲渡代金などを差し引いた約45億円が、3自治体の負担となる見込み。
出典:産経ニュース