事業系ゴミ不正搬入 小山市、業者を指名停止1カ月 栃木
2010/02/04
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栃木県小山市から家庭ごみの収集の委託を受けている廃棄物収集業者「網戸(あじと)美化センター」(同市網戸)が3事業所から収集した事業系ごみを家庭ごみに混ぜて処理施設に持ち込み、処理手数料約100万円の支払いを不正に免れていたことが分かった。市は先月8日から、同社を1カ月の指名停止処分としている。
市によると、同社は平成16年1月~昨年7月、市内の幼稚園など3事業所から出た事業系ごみ計52トンを、家庭ごみ用の回収車で搬入していたという。昨年秋、市の調査に、同社は不正を認め、処理施設を運営する「小山広域保健衛生組合」に手数料を支払った。
同市の大久保寿夫市長は3日の定例会見で「大変遺憾。早期に是正したい」と述べた。3事業所以外のごみについて、市は「同社の社長は『あくまでも3事業所だけ』と話している」とした。
出典:産経ニュース