美作市:総合環境施設を建設 杉原、河内地区に--14年度稼働予定 /岡山
2010/01/16
ニュース
美作市は14日、「美作新クリーンセンター」(仮称)を、同市杉原、河内地区に建設すると発表した。同施設は焼却施設のほかリサイクル施設、最終処分場などを備えた総合環境施設。総事業費は約40億円。14年度の稼働を予定している。
市によると、09年度内に用地買収などを済ませたうえ、10年度に環境アセスメントなどを実施、12、13年度に各施設を建設する計画。
新施設は約15ヘクタール、用地買収予定価格は2億3000万円。既に地権者や周辺4地区の区長の建設同意を得ている。処理能力は日量40トン、最終処分場は1万2000立方メートル。同市内には既存の焼却場が2カ所あるが、老朽化が指摘されていた。
美作市と西粟倉村は09年1月、津山ブロックごみ処理広域化対策協議会(現津山圏域資源循環施設組合)を脱会しており、現在同市にごみ処理業務を委託している西粟倉村も新施設を利用する。
出典:毎日新聞社