産廃会社役員ら贈賄容疑、市長に現金入り祝儀袋
2010/01/15
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山梨県警と警視庁は14日、同県上野原市の江口英雄市長(66)に現金を渡そうとしたとして、東京都立川市の産業廃棄物収集運搬会社「東京サービス」代表取締役小鷹正利(64)(上野原市)と、同社相談役萩原剛(59)(同県大月市)の両容疑者を贈賄(申し込み)の疑いで逮捕した。
2人は容疑を認めているという。
発表によると、2人は共謀し、2009年4月中旬頃、上野原市役所市長室で、江口市長に対し、市が同社に発注予定だった業務委託契約について便宜を受けたいなどとの趣旨で、現金100万円を渡す申し込みをした疑い。
萩原容疑者が現金の入った祝儀袋を置いていったが、翌日、江口市長は郵送で送り返した。
江口市長は09年2月に初当選し、同社との契約を見直そうとしていたという。
出典:読売新聞