ごみ袋に広告掲載へ 豊後高田市
2010/01/04
ニュース
豊後高田市は2010年度、企業などからスポンサーを募り、家庭用指定ごみ袋約100万枚に広告を載せる。財政事情が厳しい中、新たな財源にするのが狙い。こうした取り組みは県内の自治体では初めて。
市環境課によると、指定ごみ袋は2005年度に導入した。可燃物と不燃物兼用の袋が大(45リットル)、小(30リットル)2種類あり、いずれも10枚1組で市内のスーパーなど107店で販売している。
広告は2種類に掲載。広告枠の大きさは大が縦7センチ、横35センチ、小が縦6センチ、横25センチで、それぞれ3枠設ける。1枠の掲載料は大が1枚0・18円、小が同0・16円に設定する。
掲載できるのは市内に事業所がある企業、商店などの広告で、今月下旬~2月中旬に募集する。応募があれば、市が業務内容などを審査して2月下旬に決定。4月から製作し、10月頃から販売する。
2種類とも3枠すべてが埋まれば、年間53万7000円の収入が見込めるという。同課は「多くの企業に協力してもらい、自主財源の一つとしたい」と話している。
出典:読売新聞