許すな不法投棄
2009/12/21
ニュース
県宗像・遠賀保健福祉環境事務所などは18日、宗像、福津両市で、不法投棄の撲滅キャンペーンを行った。
処理業者でつくる県産業廃棄物協会福岡支部と協力して実施。両市や宗像署なども含め約40人が参加した。
宗像市のサンリブくりえいと宗像店前では、買い物客らに啓発グッズを配り、不法投棄を発見した際は通報するよう呼び掛けた。
福津市本木の山林では、高さ約10メートルのがけ下に10年以上も放置されていた車をクレーンで持ち上げ、トラックに積み込んだ。
同事務所によると、管内で昨年度は約180件の不法投棄を確認し、約36トンのごみを回収した。ここ数年はパトロールなどの成果もあって減少傾向にあるという。同事務所環境指導課の宮之脇健二課長は「もし発見したら県や最寄りの市町村に知らせてほしい」と話していた。
出典:読売新聞