環境で「仙台モデル」を 仙台市と東北大院が協定
2009/12/01
環境省
仙台市と東北大大学院環境科学研究科は30日、環境分野で連携を強化するための協定を締結した。自治体と地元大学が協力し、廃棄物処理などに取り組む「仙台モデル」づくりを目指す。
協定によると、市と同研究科に加え、地元企業や特定非営利活動法人(NPO法人)が参加する協議会を新設。廃棄物の処理技術や新エネルギー開発などの共同研究に取り組むほか、地域に密着した環境分野の施策を連携して実施する。
当面は、市への学生のインターンシップ(就業体験)、環境問題に関する市職員向けの講演会を予定しているという。
仙台市の奥山恵美子市長は「杜(もり)の都といわれる仙台では、市民の環境への意識が高い。大学の知見を有効に活用し、環境先進都市として発展できれば」と話した。
出典:産経ニュース