産業廃棄物:住民、地元PTAら120人が撤去--小諸の河川敷 /長野
2009/11/18
ニュース
小諸市川辺の千曲川河川敷に不法投棄された産業廃棄物の撤去作業が15日、地区住民や地元小学校PTA、市職員など約120人が参加して行われた。
同川で県が管理する河川敷の長さ150メートル、幅100メートルの範囲にわたり、材木やコンクリート片、プラスチック、鉄くずの解体廃材から古タイヤ、ドラム缶などが、5、6年前から無許可で投棄されている。
河川敷脇の道路は千曲小の通学路で、危険なうえ景観も損ねるため、住民から早期撤去を求める声が上がっていた。
大型重機で掘り出した廃材を分類。処理業者のトラックに次々と積み込んだ。量は約530立方メートルに上り、数年かけて撤去する方針で、赤尾拓区長は「将来は川に親しむためのエリアにできるよう協力したい」と話している。
出典:毎日新聞社