不法投棄家電など6トン撤去/階上
2009/11/16
ニュース
あおもり循環型社会推進協議会(増田教正会長)と階上町は11、12の両日、同町道仏笹平窪地区で、不法投棄防止撤去推進キャンペーンを行った。関係者が廃家電などの撤去作業を行い、不法投棄問題への関心を深めた。
同協議会は、循環型社会の形成を目指し、2006年に青森県や産業界など35団体で組織。廃棄物不法投棄の未然防止やリサイクルの推進事業などを行っている。階上町で同キャンペーンが行われるのは初めて。
作業には、県産業廃棄物協会三八支部や住民ボランティア、県と町の職員など、計約50人が参加した。重機を搬入し、山林の斜面に捨てられたテレビや洗濯機などの廃家電や生活系ごみを、2日間で計6トン回収した。
参加した道仏行政区の大久保正彦区長は「住民が参加して作業することで、不法投棄防止への意識が高まるきっかけになったのでは」と話していた。
出典:デーリー東北