ごみゼロ実行委:植樹で二酸化炭素相殺 ゴミ回収し換金、桜の木購入--徳島 /徳島
2009/11/13
ニュース
◇阿波踊り期間中ゴミ回収し換金
二酸化炭素を吸収する木を育てることで、たまった二酸化炭素を相殺する「カーボンオフセット」を、植樹を通じて実施しようと、市民団体「ごみゼロ阿波踊り実行委員会」が11日、まちぼうけ広場(徳島市かちどき橋北詰め)に桜の木1本を植えた。
実行委は阿波踊り期間中、演舞場周辺9カ所に「ごみ分別回収ステーション」を設置し、来場者にゴミ分別を呼び掛け。
回収したゴミは90リットルのごみ袋で355袋分(2トン車14台分)で、半分以上が缶や瓶、ペットボトルなどの資源ゴミだった。アルミ缶は360キロ、スチール缶56キロ、ペットボトル220キロの資源ゴミをリサイクル業者に換金(約5万円)してもらい、記念植樹を購入したという。
津川なち子代表(60)は「今後も植樹を増やしていけたら」などと話していた。
出典:毎日新聞社