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『再生砂』見せ掛け 廃棄物を不法投棄 県警と牛久署容疑の5人逮捕

2009/10/30

ニュース

 廃棄物の混じった砂を「再生砂」と装って不法投棄したとして、県警生活環境課と牛久署は二十八日、廃棄物処理法違反(投棄禁止)の疑いで、つくば市松代の土木工事業、箱田嗣義被告(44)=同法違反で起訴=を再逮捕し、千葉県市川市若宮の産業廃棄物中間処分業「クリーンライト株式会社」社長、若林久吾容疑者(43)ら同社社員四人を逮捕した。

 逮捕容疑は、今年四月から七月にかけて、箱田容疑者が無許可で投棄場所として用意した阿見町吉原の山林に、同社がくぎやプラスチックなどを粉砕処理した粒状の廃棄物計約八十四立方メートル(ダンプカー六台分)を捨てたとされる。

 県警によると、箱田容疑者は容疑を認め、「全部で(ダンプカー)四百台分くらい捨てた」と話している。ほかの四人は否認している。

 再生砂はコンクリートを粉砕するなどして造られ、道路の埋め立てなどに使われる。県警は若林容疑者らがくぎやプラスチックを粉砕し、再生砂に見せ掛けていたとみている。

出典:東京新聞

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