徳島県警高速隊員、ゴミ50キロ不法投棄 異動で処分困り河川敷に
2009/10/22
ニュース
徳島県阿南市の河川敷に家庭ゴミを不法投棄したとして、県警は22日、廃棄物処理法違反と河川法違反容疑で、県警高速隊所属の20歳代の男性巡査長を書類送検した。巡査長は容疑を認めており、県警は近く男性巡査長を処分する。
県警によると、男性巡査長は8月中旬、阿南市の河川敷に、雑誌などのゴミ約50キロを不法投棄したとしている。巡査長は今春の異動で県内の警察署から高速隊へ異動したが、不法投棄するまでの間は異動前に住んでいた職員官舎の倉庫に置いていた。県警は処分に困って捨てたとみている。
パトロールしていた国土交通省の職員がゴミを見つけ、中に巡査長の勤務先や氏名が書かれた保険の通知書が含まれていたことから、警察官が不法投棄した疑いがあるとして通報した。捜査関係書類など、職務に関する資料は含まれていなかったという。
出典:産経ニュース