2009年上半期のPC回収・リサイクル実績は15万9929台 パソコン3R推進協会
2009/10/21
環境省
一般社団法人パソコン3R推進協会は2009年10月19日、2009年度上半期(4月~9月)の家庭用パソコンの回収・リサイクル実績が15万 9929台だったと発表した。過去最高だった前年同期からは2%減だったが、前期比では1%増で、半期べースでは開始以来2番目に多い。
パソコン本体とディスプレイ装置が対象。製品カテゴリー別の内訳は、「デスクトップ型パソコン本体」が5万5702台で全体の35%、「ノートブック型パソコン」が3万4181台で同21%を占める。またディスプレイ装置(一体型パソコン含む)は、CRTディスプレイが3万9946台で構成比 25%、液晶ディスプレイが3万100台で同19%だった。
リサイクルの台数は景気の影響も受けるが、前期から増加に転じたことで、景気が持ち直し傾向にあることもうかがわれるという。実績台数は、会員メーカーが共通回収システムで回収した使用済みパソコン台数を集計。メーカーが個別に製品リユースや買い取りで回収した分は含まない。
2003年10月のリサイクル制度開始からの累計は、これで169万7000台に達した。
出典:ITpro