リサイクルセンター、2010年9月に着工見通し/藤沢市
2009/09/08
ニュース
藤沢市は7日、不燃ごみの破砕処理や、ペットボトルなどの資源化へ中間処理などを行う「藤沢市リサイクルセンター(仮称)」の施設概要と、2010年9月に着工する見通しを明らかにした。同日の市議会民生常任委員会で報告した。
市リサイクルセンターは、老朽化した市桐原環境事業所(同市桐原町)の改善や、容器包装リサイクル法などの法整備に伴って拡充してきた施設を統合するのが目的。県ごみ処理広域化実施計画では、湘南東ブロック(藤沢市、茅ケ崎市、寒川町)にリサイクルセンターを藤沢市と寒川町の2カ所に設置するとしていた。
市リサイクルセンターは、市桐原環境事業所などがある約2万平方メートルに建設を予定し、建設費は概算で88億円。国県支出金約27億5800万円と市債約51億4900万円で賄い、残りは環境基金を充てるという。
市が資金を調達し、建設・運営を民間に委託する「公設民営方式(DBO方式)」などを採用する。ことし12月に公告・募集要項を公表し、10年9月に契約を結んで着工、13年末に全施設が完成する予定。リサイクルの仕組みを学ぶなどの環境啓発や、体験学習も可能な機能も兼ね備えるという。
出典:カナロコ