東京国税局、千葉の産廃業者告発 税滞納処分免れた疑い
2009/08/24
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税金滞納で差し押さえを免れるため資産を隠したとして、東京国税局は２３日までに国税徴収法違反（滞納処分免脱）の疑いで、千葉県佐倉市の産業廃棄物処理会社「山賀興業」と同社の山崎重雄社長（６４）ら２人を千葉地検に告発した。
関係者によると、同社は法人税など約１億円を滞納。国税局が差し押さえを行う前に、約４千万円の資産を隠した疑いが持たれている。
同社は別会社に営業権を譲渡する手続きを取り、取引先からの入金先をその会社の口座に変更し、振り込ませていたという。
しかし税務調査で、山賀興業が営業権譲渡後も事業を続けていたことなどが判明。国税局は、一連の行為が差し押さえを免れる目的だったと判断したもようだ。
信用調査会社によると、山賀興業は１９７８年設立で資本金１千万円、２００７年１１月期の売上高は１億５千万円。
出典：47NEWS
