医療廃棄物:本宮診療所跡に--土壌汚染など調査 /福島
2009/08/22
ニュース
県は21日、本宮市の旧本宮診療所跡地から、注射器約10本や注射針約150本などの医療廃棄物が見つかったと発表した。同診療所の前身・県立本宮病院時代に捨てられたとみられ、県は土壌汚染などの調査を始めた。
県病院局によると、本宮病院は1949年に開院。その後に診療所となったが07年に廃止され、同市へ敷地が引き渡された。
今年10月オープン予定の健康複合施設の建設が進む中、17日に業者が発見したという。敷地東側の深さ約70センチの土中に埋められ、ガラス瓶7個とアンプル6本、焼却灰2立方メートルも見つかった。
県立病院では、04年に大野病院(大熊町)、05年に会津総合病院(会津若松市)の敷地でも医療廃棄物が見つかっている。
出典:毎日新聞社