墓石不法投棄容疑、経営者ら4人逮捕 丹波
2009/06/25
ニュース
丹波市の土砂埋め立て処分場に墓石などが不法に捨てられていた事件で、兵庫県警生活環境課と丹波署などは24日、廃棄物処理法違反(不法投棄)などの疑いで、同市春日町国領の土砂請負業「PML」の実質経営者、北山幹男容疑者(57)=同町国領=と、墓地販売業者(大阪府豊中市)の社員ら3人を逮捕した。
北山容疑者の逮捕容疑は、昨年12月から今年1月、兵庫県から産業廃棄物処分業の許可を受けず、西脇市西脇の墓地整備事業で出た墓石やがれきなどを、同社の土砂埋め立て処分場に不法投棄した疑い。また、墓地販売業者の社員は、墓石やがれきの運搬などを、許可を得ていない別の業者に委託した疑いがもたれている。
捜査関係者によると、北山容疑者は「埋め立て処分場の地盤が悪かったので、墓石を再利用した。不法投棄ではない」と容疑を否認している。墓地販売業者の社員は大筋で容疑を認めているという。
同課などは5月、同社などを捜索していた。
出典:神戸新聞