周南のリサイクルプラザ市長ら工事の安全祈願
2009/06/22
ニュース
周南市が2010年度の完成を目指している不燃ごみの再生処理施設「市リサイクルプラザ(仮称)」の建設工事安全祈願祭が20日、同市臨海町の建設予定地で開かれた。
同施設はペットボトルや瓶、缶などの資源ごみや粗大ごみなどを1日に80トンを処理できる。食品トレーなどのプラスチック製容器なども新たに資源化できるようになり、埋め立て処分されるごみの量が、年間約1万トン削減できるという。
敷地面積は約4万5000平方メートルで、鉄筋コンクリート6階建て。総事業費は約48億6200万円で、リサイクル啓発施設も併設され、環境問題をテーマにした学習や研修などにも利用される。
祈願祭には、県や市、工事関係者ら約40人が出席。島津幸男市長らがくわ入れをし、玉串をささげ、工事の無事を祈った。島津市長はあいさつで「巨額の市民の血税が使われている。立派に完成することを願う」と述べた。
出典:読売新聞