VGJ、自動車リサイクル法に基づく2008年度再資源化などの状況を発表
2009/06/21
環境省
フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社(代表取締役社長:ゲラシモス ドリザス、本社:愛知県豊橋市 略称:VGJ)は、2005年1月から施行された自動車リサイクル法(※1)に基づき、2008年度(2008年4月1日~2009年3月31日)の特定再資源化等物品(ASR(※2)、エアバッグ類、フロン類)3品目の再資源化状況について、下記の通り報告します。
自動車のASR・エアバッグ類・フロン類の3品目の適正処理・再資源化に関する業務についてはお客様から預託を受けたリサイクル料金により行っており、昨年同様、2008年度はASRリサイクル率が79.5%と2015年度の法定基準である70%を大幅に前倒しして達成しました。
ドイツのフォルクスワーゲンAG本社でも旧くはタイプ1(愛称:ビートル)の時代から積極的にリサイクル活動に取り組んでいます。1999年からはドイツのリサイクル専門会社ズィーコン社(SiCon Gmb www.sicontechnology.com/)と共同でフォルクスワーゲン ズィーコン プロセス(VW-SiCon Process)という独自のリサイクリング方法を開発、運用を始めています。
2006年にはEU委員会から、その優れたリサイクル技術とパイオニアとしての高い実績を称え、“European Business Award for the Environment”(欧州ビジネスアワード 環境部門)の“Process Award”(プロセスアワード)が授与されました。
日本でも好評発売中の新型「ゴルフ」には、車両重量の40%に相当する527kg(※3)のリサイクル素材が使用されるなど、自動車のライフサイクル全体での環境負荷の低減に大きく貢献しています。
VGJでは今後も同法に沿った処理を確実に行い、持続可能な循環型社会の構築、快適なモビリティの提供に日々努力、改善を行ってまいります。
※1.正式名称=「使用済自動車の再資源化等に関する法律」
※2.ASR:Automobile Shredder Residue (自動車シュレッダーダスト)
※3.527kg=金属:501kg、プラスチック:15kg、ガラス:9kg、液油:2kg)
【再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況】
* 関連資料 参照
出典:NIKKEI NET