第3回日中廃棄物・リサイクル政策対話を北京で実施
2009/05/14
ニュース
平成21年5月7日、中国・北京で第3回「日中廃棄物・リサイクル政策対話」が開催された。日中両国の廃棄物・リサイクル対策分野の部局長レベルによる会合で、日本側からは環境省の谷津廃棄物・リサイクル対策部長他、また中国側から環境保護部汚染防治司の李(リ)司長級巡視員他が出席した。
この「対話」は、平成18年12月に開催された「日中韓三カ国環境大臣会合」の際に、若林環境大臣(当時)と中国の周生賢(ジョウ・シェンシアン)環境保護総局長(当時)の会談で開催が合意されたもの。平成19年3月に北京で第1回会合が開催され、以後年1回の開催を行うこととなっている。
第3回目の本会議では、電気・電子機器廃棄物、医療廃棄物、鉱山由来の廃棄物、汚泥その他の有害廃棄物の適正管理について具体的な協力の可能性を検討していくこととなった。また、廃棄物の輸出入管理については、環境保護部及び国家質量監督検験検疫総局との間で、日中の関係省庁間の連携等を協力して進めていくことで一致した。
5月6日及び8日には、中国の国家質量監督検験検疫総局、国家発展改革委員会、住宅都市建設部ともそれぞれ会合が行われ、今後の具体的な協力に向けて連絡調整を行っていくこととなったとのこと。
なお、次回第4回の政策対話は、来年、日本での開催に向け準備を進めることになった。【環境省】
出典:EICネット