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ペットボトル売却代金納入せず リサイクル企業提訴へ 大阪

2009/05/10

ニュース

 大阪府豊中市と兵庫県伊丹市が運営する廃棄物処理の一部事務組合「豊中市伊丹市クリーンランド」は8日、廃棄物処理会社「リ・テック」(兵庫県宍粟市、中島聰社長)を相手取り、未納となっているペットボトルの販売代金約2930万円の支払いを求めて、今月中にも提訴すると発表した。リ・テックは、同県宝塚市の贈収賄事件で当時の社長が贈賄罪で起訴されている。同県尼崎市、三田市も同様の訴えを起こすことを検討している。

 豊中市伊丹市クリーンランドは、両市で回収し中間処理したペットボトルを、リ・テックに、1トン当たり7万1400円で販売する契約(平成20年4月~21年3月)を締結。リ・テックは、ペットボトルを粉砕処理し、リサイクルする計画だった。ところが、20年7月以降、販売代金の未納が続き、再三の督促にもかかわらず、具体的な支払い計画も提示されなかったことから、提訴に踏み切ることを決めた。

 未納額は、20年7月から今年3月分までの販売代金から保証金を差し引いた約2930万円となっている。

 クリーンランドの督促に対し、リ・テックは「リサイクル用ペットボトルの価格下落などで、代金を支払えない」などと回答していたという。

 リ・テックとは三田市、尼崎市も同様の契約を結んでおり、両市はそれぞれ未納代金約515万円、約2500万円の支払いを求めて提訴することを検討している。

 リ・テックは「提訴を検討していることは承知している。今後も行政と協議を続けたい」としている。

出典:産経ニュース

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