市道にごみ投棄の疑い 解体業の男ら逮捕/千葉
2009/04/24
ニュース
市道などに一般ごみを不法に捨てたとして、千葉県警環境犯罪課などは廃棄物処理法違反(委託)の疑いで千葉市花見川区内山町の解体工事業、小田原清容疑者(62)を逮捕、同法違反(投棄禁止)の疑いで四街道市大日の土木作業員、町山幸雄容疑者(59)を逮捕し千葉地検に送検した。同課によると、2人とも容疑を認め、小田原容疑者は「(ごみ処分を)依頼したのは間違いないが、そこら辺に捨てるとは思わなかった」と供述しているという。
同課の調べでは、小田原容疑者は3月6日午後、船橋市の住宅解体工事に伴って出た布団、絵画などのごみ約4立方メートルの処分について、町山容疑者にごみ処理の許可がないと知りながら委託した疑い、町山容疑者は同日、千葉市若葉区中野町の市道など数カ所に許可なく捨てた疑いがそれぞれ持たれている。
同課によると、小田原容疑者は普段からごみを自宅脇の父親名義の資材置き場に積み、一部は正規の処分場で処理していたが、処理費用の高い物は町山容疑者に依頼していたという。
同課は2~4月の間に10回以上の不法投棄が繰り返されたとみて、裏付け捜査を進めている。
出典:産経ニュース