国内最大級の産廃焼却炉、DOWAが試験運転 千葉
2009/04/07
ニュース
DOWAホールディングスは6日、国内最大級の産業廃棄物の焼却炉がこのほど千葉県袖ケ浦市に完成し、試験運転を始めたと発表した。今夏に本格稼働する予定。処理能力は1日600トンと同じ事業所内にある既存設備の2.5倍で、DOWAグループ全体の処理能力は約3割増え、年90万トン強となる。
産廃処理や金属リサイクルを手掛ける事業子会社のDOWAエコシステム(東京・千代田)が運営する。工場などから出る廃棄物を焼却し、無害にして量を減らす。新設備は廃熱を利用して出力4000キロワットの発電もできる。産廃の発生量が大きい関東地方で処理の受託拡大を図る。
出典:日本経済新聞