渋川の廃棄物処理法違反:産廃業者、県処分の取り消し求め提訴 /群馬
2009/03/10
ニュース
県が産業廃棄物処分業などの許可取り消し処分を行ったのは違法として、渋川市金井の産業廃棄物処理業「関越興業」(林清子代表取締役)が9日までに、県を相手取り、処分の取り消しを求め前橋地裁へ提訴した。
訴状によると、同社は昨年7月~10月中旬、解体工事現場から出たコンクリート殻など計約87トンを同社中間処理施設の隣接地に埋めて不法投棄したとして、県は今年1月29日、産業廃棄物処分業などの許可を取り消した。
原告は▽廃棄物は同社専務の永井隆志被告(48)=廃棄物処理法違反罪で既に起訴=が埋めたもので、会社の指示ではない▽県の廃棄物撤去指示を受け、既に撤去は完了した--などと処分の取り消しを求めている。
出展:毎日新聞