注射針:ごみに混入、作業員けが--県立医大付属病院 /和歌山
2009/03/09
ニュース
県立医大付属病院(和歌山市)で、産業廃棄物のプラスチックごみに使用済みの注射針が交じって捨てられ、清掃会社の作業員が指に刺す事故があった。県や同市保健所が改善を指示。同医大病院課は「原因を調査し再発防止に努める。廃棄の仕組みも検証する」としている。
同課などによると、2月21日、病院地下1階で清掃作業をしていた作業員が点滴用の針を右手の指に刺した。調べたところ、ごみは9階東病棟から出ていた。注射針は、感染性廃棄物としてまとめて処理する必要がある。
同課は「針の使用状況などから、(作業員の)ウイルス感染の可能性は低い。継続して感染の有無を調べ、治療を行う」としている。
出展:毎日新聞