産業廃棄物処理１１社が新会社設立、堺コンビナートに拠点
2009/03/02
ニュース
関西に基盤を置く有力廃棄物処理業者１１社は、シャープが堺市臨海部に建設中の液晶パネル製造拠点「堺コンビナート」（堺市堺区）から排出される廃棄物の再資源化を目的とした新会社「トライエス」を立ち上げた。シャープや堺コンビナートの進出企業から排出される廃棄物をワンストップで処理する。特定事業所の廃棄物処理を複数の処理業者が受け皿会社を設けて請け負うケースは珍しい。
近畿環境興産（大阪府岸和田市）をはじめ国中環境開発（同松原市）、浜田（同高槻市）、大栄環境（神戸市東灘区）、ダイカン（大阪市鶴見区）などが新会社設立に参加した。資本金は１１００万円で各社が均等に出資。近畿環境興産の田中正敏社長がトライエス社長を兼任している。
出典：日刊工業新聞
