ごみ埋め立て満杯へ-奈良市の緊急時最終処分場/奈良
2009/02/25
ニュース
奈良市奈良阪町の市緊急時最終処分場へのごみ埋め立てが飽和状態に近づきつつある。残容量は今年1月末で8600立方メートルで、これまで年間2000立方メートルを埋め立ててきた市は、一部を神戸沖のフェニックス埋め立て処分場に回すなど量の軽減に必死。他の用地確保もめどが立たない中、来年度に延命策の具体化を検討したいとしている。
市奈良阪緊急時一般廃棄物最終処分場は、災害時などの緊急時に、市内から大量に排出されるごみの一時借り置き場にもなる最終処分場。面積26万4400 平方メートルで、現在、第七次埋め立て場が稼動。環境清美工場から出る残りかす(非鉄)や、町内清掃による土砂や雑木、雑草類が運び込まれ、埋め立てられている。
出典:奈良新聞