豊島の産廃問題:汚染土壌の水洗浄処理、専門委で方法検討 /香川
2009/01/27
ニュース
豊島(土庄町)に不法投棄された産業廃棄物の処理方法などを県と住民側が話し合う「第20回豊島廃棄物処理協議会」が25日、高松市内で開かれた。
県側は、産廃の下にある汚染土壌の新たな処理方法として検討している水洗浄処理について業者から企画提案書を募集したことを報告。今後は、専門の委員会を立ち上げ、適当な処理方法を検討する。具体的な計画を徐々に示しながら住民側との合意を図っていく方針。
また住民側は、先月27日に直島の中間処理施設の2号溶融炉でボイラーに不具合が生じ運転を中断した件で、県が同日の管理委員会で報告しなかったことについて「情報の公開が信頼関係につながる。なぜ言わなかったのか」と抗議。県は「第一報は会の直前に入っていたが詳細が分からなかった。今後は気を付け、その場で報告したい」と謝罪した。
出典:毎日新聞