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エコプラザ汚水池損壊:宮崎市「県に責任」繰り返す 最終報告書に反論 /宮崎

2009/01/27

ニュース

 宮崎市は23日、市内の産業廃棄物処理施設「エコクリーンプラザ宮崎」問題で、外部調査委員会がまとめた最終報告書を、市議会市民経済委員会に報告した。この中で市は報告書が「県の監督責任に触れてない」として、改めて反論した。

 市側の論拠は、廃棄物処理法における規定。エコプラザは、国が00年に「廃棄物処理センター」に指定。同センターの業務監督権限は都道府県が行うことになっている、というもの。東国原英夫知事の「県の責任は完成後の施設運営であり、工事に対してはない」とする発言に改めて異を唱えた。

 有馬明雄・市環境部長は「県は施設建設、改良などを含むハード面の業務を監督する権限もあった。県は05年の漏水、沈下について『報告せよ』などと(市への)必要な監督命令を出すなどが求められていたはずだ」と県の対応の不十分さを強調した。

 これに対して県の環境対策推進課は「県の責任は当然ある。市と十分に協議していきたい」と話している。

出典:毎日新聞

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