07年度発覚の産廃不法投棄事案、382件で計約10万tに――環境省調べ
2009/01/19
環境省
環境省はこのほど、全国の都道府県および市町村の協力を得て、2007年度に新たに確認された産業廃棄物の不法投棄事案の状況と、年度末時点の不法投棄事案等の残存量について調査を実施、結果をこのほどまとめた。
07年度に新たに発覚した不法投棄事案の件数は前年比172件減の382件、不法投棄量は同2万9,000t減の10万2,000tとなった。件数、投棄量共に減少傾向にはあるが、依然として新たな不法投棄事案が確認されている状況だ。
このうち投棄量5,000t以上の大規模事案は2件で、全体の0.5%となっている。投棄量にすると2件で3万9,000tで全体の投棄量の37.9%を占める。
出典:環境新聞