排出事業者 自ら処理など焦点に 中環審制度専門委 来年中ごろ中間まとめ
2008/12/25
環境省
中央環境審議会の廃棄物処理制度専門委員会はこのほど会合を開き、関係各団体から行ったヒアリングの結果などを基に、最初の論点整理を行った。19日にもう一度整理を行った後、年明けから各項目についての本格的な議論を開始。来年中ごろまでに中間取りまとめを行うことを目指す。検討すべき項目としては、まず排出事業者責任の強化・徹底が挙げられた。排出事業者が自ら処理する場合の適正処理をより確実に確保していくことの必要性が指摘されている。一方で、排出事業者が自らリサイクルなどを行う場合も処理業者に委託して処理する場合と同じ規制がかかるため、産業界などからは柔軟な運用を求める声も出ている。
出典:環境新聞