県:倉敷の産廃業者を行政処分 プラスチックの燃え殻730トン撤去 /岡山
2008/12/15
ニュース
県備中県民局環境課は10日、倉敷市真備町服部の産業廃棄物処理業「テレコード水川」(水川幸昌社長)に対し、井原市美星町黒木の同社処理場に放置されているプラスチックの燃え殻約730トンを撤去するよう廃棄物処理法に基づく行政処分(措置命令)を行った。
同課によると、同社は05年3月から計3回、燃え殻の撤去を指導されたが応じず、燃え殻を詰めた袋が破損して建物外にも飛散。処理場の下流の谷川では、昨年度平均で環境基準の1・0ピコグラム/リットルを超える1・4ピコグラム/リットルのダイオキシンが検出された。
同社は04年7月、廃プラスチック類の焼却施設の無許可設置が判明、05年3月に産業廃棄物処分業の許可を取り消されており、現在は休眠中。
出典:毎日新聞