廃棄物 バイオ燃料用に確保を 環境省会議課題を整理 業界に働きかけ
2008/12/03
環境省
バイオマス由来の「エコ燃料」の普及促進に向けた検討を進めている環境省の「エコ燃料利用推進会議」は、このほど第8回会合を開き、普及ワーキンググループ(WG)と技術WGの取りまとめと、それらを基にした今後の検討課題の整理などを行った。それによると、燃料向けバイオマス資源は安定的な確保が難しく、特にほかのエネルギー用途との競合が激しい廃棄物系バイオマスでは、一定量をバイオ燃料用途として確保する対策も必要としている。そのほか、燃料用バイオマス資源の地産地消やE10(バイオエタノール10%混合ガソリン)の早期導入に向けた関連メーカーへの働きかけなども盛り込んでいる。
出典:環境新聞