県境産廃問題:三栄化工からの差し押さえ物件、県がネット公売
2008/11/18
ニュース
二戸市と青森県田子町にまたがる県境産廃不法投棄問題で、県は不法投棄した三栄化学工業(青森県八戸市、現清算中)から差し押さえた土地と建物をインターネットオークションを使って公売する。
公売するのは、八戸市内にある同社本社の鉄骨3階建て社屋(延べ床面積604平方メートル)と土地(約515平方メートル)。土地・建物一括での売却で、最低売却価格は2423万500円。21日に現地説明会を開く。
ネット公売は「Yahoo!オークション 官公庁オークション」。申込期間は27日午後5時まで。12月3日午後1時から10日午後1時まで入札を行う。
県は04年に同社が産廃の撤去費用の支払いに応じなかったことから社屋と土地を差し押さえた。05年9月と07年2、6月に公売を実施したが、3回とも入札がなかったため、ネット公売に切り替えた。
出典先 毎日新聞