産廃優良性評価制度 見直し議論スタート 推進委 10年度改定視野に 認定書発行等も議題
2008/11/11
ニュース
産業廃棄物処理業優良化推進委員会(委員長・北村喜宣上智大学教授)が先月29日に開かれ、今年度の事業計画が確認された。
普及啓発活動などに取り組むほか、来年度にかけて制度のあり方について検討していくこととなり、2010年度改定を視野に入れた見直し議論がスタートした。
同制度は開始から4年目を迎えたが依然として認定業者数は伸び悩み、排出事業者からも有効活用されているとは言い難い状況で、処理業界からは「今のものをベースに考えるのではなく、抜本的な検討を行うべき」との声も上がっている。また、見直しに先駆けて認定書を発行することも議題に上がったが、いくつかの課題を残す状況となった。
出典:環境新聞