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県の産廃処分場計画 建設地 薩摩川内市に決定 5年後運用開始へ 伊藤知事 「今後も説明責任果たす」

2008/09/09

ニュース

 伊藤祐一郎知事は8日、県庁で記者会見し、県が進める産業廃棄物管理型最終処分場の建設地を、候補地となっていた薩摩川内市川永野町の採石場跡地に決めた、と発表した。今後、2年半程度で基本計画や基本設計、実施設計を行い、工事に着手。5年後の運用開始を目指す。施設建設費は約90億円の見通し。

 昨年5月の候補地発表から1年4カ月。伊藤知事は「安全性が高い、全国でもモデルとなるような施設建設が可能と判断した。住民に対しては今後も、安全性について十分な説明責任を果たしていきたい」と述べた。

 決定理由について、伊藤知事は(1)くぼ地という地形や水を通しにくい地質などから、生活環境に及ぼす影響が小さい(2)県議会や薩摩川内市議会が建設促進を求める陳情を採択(3)同市長から「やむを得ない」との意見が出された(4)地元住民の理解も深められてきている‐の4点を挙げた。

 今後、基本計画や実施設計など各段階での定期的な説明会を開くほか、地元住民の要請に応じた説明会も開催。受け入れ廃棄物の種類や住民の立ち入り検査などについて定めた環境保全協定を地元との間に締結することにしている。

 県の進め方に対する地元の反発について、伊藤知事は「(説明が)完ぺきだったと言うつもりもないが、われわれなりに努力はしてきた」と釈明。「要請があれば情報は全部出す。今後とも(地元の)4自治会が賛成してもらえるように、精いっぱい努力していきたい」と述べた。

出典:西日本新聞


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