リバイブ、産廃最終処分場を延命-資源ゴミを選別・再利用
2008/06/25
ニュース
リバイブ(愛知県弥富市、平沼辰雄社長、0567・65・8870)は、産業廃棄物最終処分場の延命事業を始める。3億円をかけて7月に廃棄物の自動選別システムを導入。廃棄物を最終処分場から掘り起こし、再利用できるものを選別して取り出し、処分場を有効利用できるようにする。初年度2億円の売り上げを目指す。
導入するシステムは、韓国のフォースベル製。愛知県弥富市の関連会社での試験運転を経て、愛知県蟹江町で09年から本格稼働する。埋め立て前の廃棄物の選別も請け負う。同システムは独自形状のブラシを複数組み合わせた構造。地中の水分を吸収して含水比率が高く乾燥が必要だった廃棄物もそのまま効率的に分離できる。含水比率約25%の廃棄物の場合で処理能力は毎時65―100立方メートル。運搬しやすく処分場内でも使用できる。リバイブは代理店として日本での同システムの販売も始める。