山口市:不燃ごみリサイクル 中間処理センター操業
2008/06/11
ニュース
不燃ごみから鉄とアルミを取り出し、リサイクルを図る「山口市不燃物中間処理センター」(同市宮野下)が6月から操業を始めた。残った不燃物も破砕で容積を減らし最終処分場の節約を図る。
06年7月着工、総工費22億7700万円で、3分の1を環境省の交付金でまかなった。対象は、市が「燃やせないごみ」として分別収集しているガラス・陶器類、硬いプラスチック製品、使い捨てライター、電球、灰で、処理能力は日量50トン。
破砕後、選別機で鉄、アルミ、不燃物に分け、残りは可燃物として集約する。また鉄とアルミはリサイクル業者に販売、不燃物は最終処分場に埋め立てるほか、可燃物は清掃工場で焼却する。エリアは、最終処分場に埋め立てていた旧山口市、旧小郡町、旧秋穂町エリアがメーン。
県廃棄物リサイクル対策課によると、不燃物の中間処理は既に県内の大半の市町で導入している。