産廃違法処理の府立病院に改善勧告 大阪
2008/05/01
ニュース
大阪府立の4つの病院が産業廃棄物を違法処理していた問題で、大阪府と大阪市は1日、4病院に対して、廃棄物処理法に基づく改善勧告を行った。
府と市は、病院にすべての産業廃棄物の処理を再点検して必要な措置を講じるよう求めるとともに、改善内容を文書で報告するよう求めた。
府と市は、病院が同法で規定された処理委託契約書を締結せずに業者に産廃処理を委託していた点と、排出事業者に交付が義務づけられた管理票(マニフェスト)を交付していなかった点が同法違反にあたるとした。
文書による報告を受けた後、立ち入り検査を実施して改善状況を確認する。