相模原市のごみ最終処分場完成/24年間の使用予定
2008/04/30
ニュース
家庭ごみの焼却灰を埋め立て処分する「一般廃棄物最終処分場」が、相模原市麻溝台に完成した。市内唯一の処分場で、二十四年間の使用を予定している。
既存の最終処分場がことし三月に埋め立てを終える見込みのため、市が隣接する市有地約四万二千平方メートルに約五十五億円を費やして新設した。
埋め立て容量は約五十万立方メートル。一日約五十立方メートルの焼却灰を受け入れるペースで、二〇三二年まで供用される予定。地下水への汚水流入を防ぐため、処分場の底をゴム製シートで、その外をセメントの壁で二重に覆っている。
二十六日に行われた竣工式には関係者六十人が参加した。加山俊夫市長は「ごみの減量化と資源化を進めながら、大切に使う」と話していた。