火災:産廃ごみ燃える 7時間半後に鎮火--杵築 /大分
2008/04/24
ニュース
22日午前6時5分ごろ、杵築市日野の産業廃棄物処理業「小形運輸」の最終処分場から煙が上がっていると、近くの男性が119番した。廃プラスチックやビニールなど約2500平方メートル、高さ20メートルの集積ごみの山が燃え、県の防災ヘリが消火活動を行い約7時間半後に鎮火した。けが人、延焼はなかった。
業者によると、がれき類や廃プラスチック、金属くずなど5品目を処分する安定型処分場。県廃棄物対策課によると今月18日、東部保健所の職員が処分場を巡回した際、集積ごみから水蒸気のような白い煙が上がっているのを確認し、県の職員と従業員らが毎日見回っていた。業者は「福岡大学の教授などにも相談し『水をかけるのは待った方がいい』と言われて21日まではそのままにしていた。22日朝から水をかけて冷やす予定だった」と話している。