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仙台市、葬祭業者告発へ 廃棄物処理法違反の疑い

2008/04/10

ニュース

 廃棄物収集・運搬の許可を受けずに「お焚(た)き上げ」名目で故人の遺品などを集め、廃棄物処理場などに運んだ疑いがあるとして、仙台市は9日、廃棄物処理法違反容疑で、札幌市の葬祭業者と同社仙台支店(仙台市泉区)などを近く、宮城県警に告発する方針を固めた。

 葬祭業者が廃棄物処理法違反の疑いで刑事告発されるのは極めて異例。関係者によると、県警は告発を受理する意向で、同法違反容疑で立件できるかどうか、慎重に検討するとみられる。

 仙台市などによると、同社は昨年夏から秋ごろにかけて、一般廃棄物収集・運搬の許可を得ていないのに、仙台市内の葬儀社を通じて亡くなった人が使っていた家具の廃材や衣類、寝具などを収集し、市内の廃棄物処理場や同社所有の焚き上げ場に運んだ疑いが持たれている。収集・運搬には、仙台支店と石巻営業所(石巻市)も関与したとみられる。

 関係者によると、同社は仙台支店を開設した1998年ごろから仙台市内などで、故人の遺品を寺などで供養後に焼却する「お焚き上げ」を行うと言って、葬儀社などを介して遺品を収集、遺族らから1万―2万円の料金を受け取っていた。大半は仙台市のごみ焼却施設・葛岡工場(青葉区)に持ち込んでいたという。

 ホームページなどによると、葬祭業者は84年1月に設立。2006年9月期の売上高は約12億円。全国17都道府県に支店や営業所を置き、東北では青森、岩手を除く4県で事業を展開している。

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