高木・前橋市長:廃棄物処理場めぐり、予算案否決を非難「理由と矛盾」 /群馬
2008/03/25
ニュース
前橋市の高木政夫市長は24日の記者会見で、市議会市民経済常任委員会が08年度一般会計当初予算案を否決したことについて「否決理由と矛盾する部分がある。理解できない」と述べた。
同委は21日、同市下増田町に計画している一般廃棄物処理場の建設に向けた検討委員会設置など1700万の計上に清新クラブと公明党、共産党両市議団の委員が「地元への説明が不十分」などと反対し、5対4で予算案を否決した。
高木市長は3会派が「説明不足」とした点を踏まえ「慎重に地元対応をしなさいと言っていながら(地元への説明のための予算まで)否決したのは理解できない。矛盾している」と述べた。
3会派は25日の議会運営委員会で、1700万円を除いた修正案を提出する方針。定数46のうち、3会派は26を占め、修正案は可決される見通し。